BullseyePup 64bit をシノバーさんが開発したランゲージパックで日本語化!



いつまでも32bitのPuppyLinuxを使っていたかったのですが、ChromiumがGoogleの仕様変更により、Googleのサービスを利用できなくなりました。

最悪、Chromiumなどのブラウザーで使いたいサービスにログインできなくなっています。

どっぷり、Googleのサービスに浸りきったものにとってはこのサービスが使えないのはつらいものがあります。

そこで、今回は、BullseyePup 64bit をインストール、日本語化、日本語入力できるようにした後、MicroSoft EdgeのLinux版を導入、Chromeの拡張機能を利用できるようにします。













BullseyePup 64bit をダウンロード



とにかく、BullseyePup 64bit をダウンロードしないことには始まりません。

僕は下記のリンクからダウンロードしました。

https://archive.org/details/Puppy_Linux_BullseyePup




このPuppyLinuxは Debian 11 Bullseye をベースに作られた PuppyLinux ということです。

もちろん、ここでは64bit版をインストールしました。

BullseyePup のインストール



インストールはダウンロードしたISOファイルを他のPuppyLinuxで開いて、フルーガルインストールするだけです。




後は、PuppyLinuxのメニューの中にある Grub4Dos ブートローダーの設定で起動できるようにすれば、インストールは終了です。

インストールすのものは10分もかからないでしょう。

BullseyePupの起動と日本語化



BullseyePupを起動します。




続いて、BullseyePupの日本語化を行います。

日本語化にはシノバーさんが開発された lang_pack_ja-2.1.sfs を活用します。

lang_pack_ja-2.1.sfs は32bit用に開発されたPuppyLinuxの日本語化ツールです。

下記のリンクからダウンロードすれば良いでしょう。

lang_pack_ja-2.1.sfs

これをPuppyLinuxの「メニュー」→「セットアップ」→「SFS Load on-the-fly」でロードすれば日本語表示できるようになります。

しかし。このままでは。日本語変換はできません。

「Puppyパッケージマネージャ」を起動して、「scim-anthy」をインストールします。




再起動すれば、日本語入力ができるようになっているはずです。



MicroSoft Edge のインストール



次に、Linux版のMicroSoft Edge をインストールします。

MicroSoft Edge は Chromiumをベースに作られていますが、Googleのサービスにログインできますし、同期も有効にできます。

下記のリンクからダウンロードしました。

Microsoft Edge Insider Channels




しかし、MicroSoft Edge は rootで起動することはできません。

そこで、PuppyLinuxの「メニュー」→「システム」→「Login and Security Manager」をクリックして起動します。

すると、root フォルダーに 「.spot-status」というファイルが出来ているはずです。

「microsoft-edge-beta=true」 を追加して、Microsoft Edge を spotで起動できようにします。







これで、PuppyLinux BullseyePup で Microsoft Edge が起動できるようになりました。



もちろん、Microsoft Edge に日本語入力もできますし、Google サービスにもログインできます。

これで、ひとまず仕事ができる環境が整いました。