日本製Linux NNLinux






まだまだ使える32bitマシンに、軽量Linuxをインストールしては、趣味や仕事に使っている毎日です。

よほどのことがなければ、MS WINDOWSのお世話になることはなくなりました。

ただ、お気に入りのLinuxを見つけては、インストールするうちに、どうして日本製のLinuxはないのだろうという思いにかられていました。

linuxBean



以前は、linuxBeanというすばらしい日本製OSがありました。

しかし、開発者の住んでいる熊本の地震があり、開発が止まってしまっています。とても残念です。




今でも、linuxBeanは下記からダウンロードできます。

linuxBean ダウンロード

これは、元の作者が開発されたものを、さらに、「ライブCDの部屋」さんがバージョンアップされたものです。

確か、Ubuntu 16.04 Xenial Xerus をベースにしたものだったと思います。

NNLinuxのダウンロード



ダウンロードは下記のリンクから行うことができます。

NNLinuxのダウンロード




ライブCDからNNLinuxを起動させる



ダウンロードしたISOファイルからライブCDを作成しましょう。

無料のISOファイルを焼くことのできるアプリケーションを使えばいいと思います。

僕は、PuppyLinuxのPburnを使いましたが、WindowsのアプリケーションでもOKです。

最近は、USBからライブブートさせるのが流行りですが、僕は100円ショップのDVD-RWを使っています。

自分が好きなもので、ブートメディアを作成すれば良いと思います。

ブートメディアから起動はとても軽快です。

しかも最初から、日本語で表示されます。とても安心感があります。

NNLinuxのインストール



1 インストールは、デスクトップ上のNNLinuxインストールというアイコンをクリックします。




「次へ」をクリックします。

2 キーボードの種類を選択しますが、最初から日本語環境になっています。




3 NNLinuxをインストールするパーティションを作成します。




僕は複数のOSを起動させたいので、「手動パーティション」を選択しました。

ここでは、USBメモリーにインストールする関係から、sdb4を選択しています。

内部ハードディスクにインストールしたい場合は、sda とかになるのだと思います。

僕のパーティションの設定です。




後は、「インストール」を選択して、完了まで待つだけです。

無事、インストールが終了しました。




あとがき



NNLinux はまだまだベーターバージョンですが、Beta10の表記通り、着々と進化しているように思います。さらに、日本人が使うディストリビューションとして必要なものがそろっていて、インストール直後から日本語入力ができるなど、日本人にとって、扱いやすいOSに仕上がっています。

また、32bitのOSとして公開されていることにも好感が持てます。

32bitOSはだんだんと肩身がせまくなっていますが、軽快な動作が魅力的です。

この記事もNNLinuxで書いていますが実に軽快です。

今後注目しなければならないOSだと思っています。